1975年に国連が国際女性デーを定めてから、今年で50年になりました。
女性差別の撤廃、なかなか進んでいません。
今国会で話題になっているところだと、選択的夫婦別姓の問題があります。
これも、以前に「できるかな」と言っていたのが1996年ですので、約30年になります。
女性や性的マイノリティの皆様のための政策がなかなか進まない現状を変えるために
立憲民主党も頑張ってまいります。
そしてこれらは、男性の幸せにも通じる問題だと思います。
トキシック・マスキュリニティ(有害な男らしさ)という言葉がありますが、
過剰に男らしくあらねばならないという考え方は、結局男性自身を苦しめることにもつながる、という意味を持つそうです。
男性だ女性だ、LGBTQ+だといったことだけではなく、それぞれがそれぞれの幸せを追求していけるような社会を作っていきたいと思います。
女性も、女性以外の性の方々も、それぞれの生き方を選べる未来を一緒につくらせてください。
国際女性デー(3月8日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージより抜粋
私たちに必要なのは、各国が平等に向けて投資できる資金を利用可能にし、そうした投資を優先させる行動、
ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)における平等な機会を開放し、男女間での賃金格差を縮小し、ケア労働をめぐる課題に対処する行動、
女性と女児に対するあらゆる形態の暴力に終止符を打つための法律を強化し、施行する行動、
平和構築を含め、意思決定への女性の全面的な参加を確保する行動、
そして、科学・技術・工学・数学の分野における女性と女児に対する障壁を取り除く行動です。
国連の「未来のための協定」と「グローバル・デジタル・コンパクト」は、こうした行動の指針となる青写真です。
女性や女児の地位が向上する時、私たち皆が豊かになるのです。
共に、すべての女性と女児、そしてあらゆる場所のあらゆる人々の権利、平等、エンパワーメントを実現すべく、断固として取り組もうではありませんか。